昨日から始めた聖書通読。今日はミカ書3章を読んだ。
聖書協会共同訳には「支配者たちの罪」という小見出しが添えられている。
もちろん、これは預言者ミカが活動した当時の社会状況を背景として語られている。しかし読み進めるうちに、これはまさに今の私たちの世界にも響いてくる言葉なのではないかという思いが湧いてきてならなかった。
✍️ 印象に残ったのは5節の言葉
わが民を惑わす預言者について
主はこう言われる。
彼らは歯で何かをかんでいる間は「平和」と叫ぶが
その口に何も与えられないと、戦いを準備する。(ミカ書3:5)
金に絡め取られた「預言者」の姿が、ここでは鋭く批判されている。
宗教と金。教会と金。権力と金。
この組み合わせは、昔も今も変わらず、時に腐敗や歪みを生み出してきた。
戦争の陰で巨万の富を手にしている者たちがいる。
「女性初の総理誕生か?」というニュースが踊るその裏で、軍需産業の株価が上がったという声も聞こえてくる。
そんな世の中に生きる私たちに、ミカを通して語られたこの預言の言葉は深く響いてくる。
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