第33回東京マスターズ陸上競技大会/5000m出場記

GWの最終日5月6日(火)、人生初の5000mトラックレースに出場しました。
会場は八王子市にある上柚木陸上競技場。朝から冷たい雨が降り続く中、20名エントリー中12名が実際に出走。マスターズでは年齢によってクラスが分かれますが、今回はクラスを越えた混合レースでした。※私は3月で50歳になったのでM50(50~54歳)クラス。

同じ国立のぞみ教会陸上部(NRC)のTakanoriさんと共に、雨のトラックに立ちました。

今回の目標は17分30秒切り。この大会に向けて1000mインターバルや400mインターバルを中心にスピードの底上げに取り組んできました。

松 17分20秒切り
竹 17分30秒切り
梅 PB18分4秒更新

この松竹梅の目標を掲げてスタートラインに立ちました。


【レース展開】

スタート〜600m
やや抑え気味の入り。最初の200mは43.8秒
設定では42秒だが、無理に突っ込まず“我慢する”意識を持っていたので合格点。
600m付近で先頭に出る。

600m〜3000m
84秒(=3:30/km)のラップを意識して走る。
落ち着いたリズムで刻んでいく中、2000mを過ぎたあたりでTakanoriが前に出る
ここでペースが一段上がる。

正直、ついていくか悩んだ。しかし、こちらには余裕がない。
勝負どころでラップを上げることができず、ジワジワと離されていく。

本来ならここでペースアップしたい局面だったが、ラップは逆に落ちていく

3000m〜5000m
ついにラップは89秒(=3:42/km)まで低下。
一方、前を行くTakanoriが4000mあたりから急激に失速

彼はスピード型。私よりも明らかに速い。アキレス腱炎を抱えて本調子ではないTakanoriに今回勝てなかったら、この先勝てるチャンスはない!

ラスト800mでTakanoriの背中が目に見えて近づいてくる。
ここでスイッチが入る。

ラスト1周の鐘が鳴る!
おそらくTakanoriから約2秒遅れで通過。
200mからの勝負とも思ったが、スピード勝負になると勝てないので、
ラスト300mで一気に追いつき、かわしてスパート!
最後の直線は振り絞るように走り、先着ゴール


【結果】

  • 🥇私:17分49秒48PB更新)
  • 🥈Takanori:17分57秒07

国立のぞみ教会陸上部、見事ワンツーフィニッシュ達成!


目標は17分30秒切りだったので、記録としては届かず。
けれど、あの終盤の競り合い、勝負の駆け引き、最後のラストスパート――
記録以上に、競技としての5000mの面白さを体感できたレースだった。


【ラップタイム(Garmin計測)】

周回距離タイムペース
1200m0:43.83:37/km
2400m1:27.33:37/km
3400m1:22.93:28/km
4400m1:22.73:27/km
5400m1:24.73:34/km
6400m1:25.13:33/km
7400m1:26.63:35/km
8400m1:27.03:39/km
9400m1:26.23:36/km
10400m1:29.33:41/km
11400m1:29.13:40/km
12800m2:44.73:27/km

マラソン2時間45分、40分切り、そしてあの高みに向けて5000mのレベルアップは必須!
まずは17分30秒切り、そして16分台へ! 
しばらくスピード強化のためトラックの大会も探して出ようと思う。