最近はマラソンの練習に重きを置いているため、愛車(ロードバイク)に跨る時間はめっきりと減ってしまった。けれど、この年末ばかりは特別だった。
12月29日から30日にかけて、NCC (Nozomi Cycling Club)の仲間たちと愛知県の知多半島へ出かけてきた。発足から15年以上。のぞみ教会非公認の部活動ながら、かつては富士山一周や糸魚川への300キロ走破など、過酷な道を共にしてきた戦友たちだ。
記念すべき第一回NCC活動はこちら
http://blog.livedoor.jp/smbno6/archives/51293602.html
今回の目的は、メンバーのKさんの還暦祝い。「いつか行こう」と何年も言い合い、なかば「行きたいね詐欺」のようになっていた知多ライドがついに実現した。潮風を切りながら、知多の景色と豊かな食事を愉しむ。それは、かつての山岳ライドのようなストイックさとはまた違う豊かな時間だった。



しかし、旅の終盤に思わぬ落とし穴が待っていた。 渋滞を避けようと入った歩道で、ふとした瞬間に視線を奪われ、気づけば縁石が目の前に迫っていた。自転車ごと宙を舞い、柔道の背負い投げのように左肩から地面へ。辺りは騒然とし「救急車を呼びましょうか」と声がかかるほどの自爆事故だった。
かつて右鎖骨を脱臼し、手術を経験している私にとって、あの鈍い衝撃は「嫌な予感」を呼び覚ます。冷や汗をかきながら整形外科へ駆け込み、レントゲンを撮る。結果は、幸いにも骨に異常なし。安堵とともに、予定通りKさんお還暦の祝宴を開くことができた。

Kさんは、私が中学生だった頃、中会青年会の「お兄さん」の一人だった。 あれから数十年が経ち、いまこうして同じ教会で主に仕え、還暦という人生の節目を一緒に祝えている。その不思議な出会いと、こうして生かされている喜びが、事故の痛みを上書きしていくようだった。
還暦を祝う旅の途中で、仲間たちと語り合った。 「やりたいことリストを着実に実行していこう」と。 私も五十歳を超えた。体が元気に動けるうちに、「いつか」という言葉を「いま」へと変えていく。
今回の落車というトラブルさえも、「生きていることの証」のように思える。 やりたいことを「やるやる詐欺」で終わらせず、一歩ずつ踏み出していく。そんな一年にしたいと、まだ少し疼く肩をさすりながら、決意を新たにしている。
↓一日一回応援よろしくお願いします(^^)にほんブログ村