のぞみ教会では月に1度お便りと週報を発送しています。以下は1月に送ったお便りです。

年明け早々、アメリカによるベネズエラ攻撃という衝撃的なニュースに、国際社会の動揺が広がっています。そしてこの原稿を書いている今日、わが国でも衆議院が解散すると報じられています。

この不安定なうねりの中で、私たち一人ひとりに何が問われているのでしょうか。単なる一票の行方だけではありません。もっと根源的な「生きる姿勢」そのものが試されているのだと感じます。

旧約聖書のミカ書には、次のような言葉があります。「人よ、何が善であるのか。……それは公正を行い、慈しみを愛し、へりくだって、あなたの神と共に歩むことである」(ミカ6:8)。

ここでいう「公正」とは、概念的な正義ではありません。社会の中で声を上げられない者、虐げられた者の権利を守り、回復させるという具体的な実践を指します。そして「慈しみ」とは、状況に左右されない、神の変わらぬ愛を信じ抜くことです。

かつてイエスは、最も大切な掟として「神を愛し、隣人を愛すること」を挙げ、互いに愛し合いなさいと命じられました。憎しみが連鎖し、敵と味方に分断される現代において、この言葉はあまりに無力で、甘い理想論に聞こえるかもしれません。しかし、力に対して力で応じ、憎しみに対して憎しみで返す果てに、どのような未来があるのでしょうか。対立が深まる今だからこそ、改めて立ち止まって考えたいのです。

激動する時代に流されるのではなく、変わらない言葉を「杖」として、しっかりと地を踏みしめて歩む。その覚悟こそが、今、私たちに求められているのだと強く感じています。   

   

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