Showers of Glory「榮雨降下」 

昨日、参加した集会で新しい賛美歌を知りました。その会では日本語の字幕がついていましたが、YouTubeの動画には残念ながら日本語字幕はありませんでした。グループで一緒になった大嶋重徳牧師とこの賛美歌を「日本でも連帯の思いを込めて歌えるといいね」という話になったので、紹介したいと思います。

YouTubeのページに広東語(?)の歌詞が掲載されていたので、DeepLで翻訳してみました。
※その後、松谷曄介牧師が、「試訳」を送って出さったので、「松谷訳」を以下に掲載します。

榮雨降下

看 疾病與苦困 饑荒中 瘟疫裡
看 憤怒和懼怕 在蔓延

神祢 定會憐憫傾聽
屬祢子民同心禱告
願祢的旨意成就在這裏 榮耀得彰顯

求祢細聽 哭泣與吶喊聲
漆黑絕望的都市(香港) 渴望祢憐憫臨在
榮雨降下 枯乾的都市能轉化
求主帶領 從軟弱裡興起

求主細聽 哭泣與吶喊聲
漆黑絕望的都市 (香港) 渴望祢憐憫臨在
榮雨降下 枯乾的心 在祢恩手中歷變化
行公義 好憐憫 存謙卑的心 踏主足印

栄光の雨

見よ、飢えとパンデミックの中での病と苦しみを。
見よ、憤りと恐れが広がっている。

神よ、あなたは御自身の民が心を合わせる祈りを憐れみをもって聞いてくださる。
あなたの御心がここでなされ、栄光が表れますように。

どうか私たちの涙の声と叫び声をお聞きください。
暗い絶望の街・香港は、あなたの憐れみを切望している。
栄光の雨の中、乾ききった街は変わることができる。
主よ、弱さの中から立ち上がれますよう、お導きください。

どうか私たちの涙の声と叫び声をお聞きください。
暗い絶望の街・香港は、あなたの憐れみを切望しています。
栄光の雨の中、乾ききった心があなたの恵みの御手の中で変えられる。
[私たちは]正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって主の御足の後を歩む。

松谷曄介訳

香港の友人たちは、この曲をどう受け止めているのだろう。カンバーランドの香港の教会はこの賛美の曲をどう聴くのだろうか? 自分がいま香港の教会の牧師として立たされていたらどういう振る舞いをするだろうか。非常に複雑な面があるのだと思う。香港ではいまこの賛美を声を大きくして歌うことさえできないのではないかと思う……。

「教会が問われなければならないのは、「いかに存続するか」ではなく、「なぜ存在するか」である」

コロナで道半ばで天に帰った私の愛する香港のW牧師が遺した言葉だ。この「遺言」をちょうど思い巡らしていた時に、この会に出席し、この賛美歌を聞いた。

この賛美のメッセージはミカ書6:8だ。
人よ、何が善であり
主が何をお前に求めておられるかは
お前に告げられている。
正義を行い、慈しみを愛し
へりくだって神と共に歩むこと、これである。

この聖句はW先生が始めた教会のHPの冒頭に掲げたものだ。

「このタイミングでこれかよ!」

私の中では、W先生が天から歌う賛美の声に私には思えてならなかった。

正義を行い、慈しみを愛する」ことは、香港のことだけではない。いま、この世に遣わされているキリストに呼びかけられている神の言葉だ。

一年を振り返りつつ、新しい年に祈りを新しくされた集いであった。

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